『現代の芸術表現を学ぶ場』つるみアートスクールとは?
つるみアートスクールは広島市中区にある現代美術を学ぶ場です。
ワークショップから作品制作、展覧会までをひとつのカリキュラムとして行う
新しいかたちのアートスクールです。
広島で活動する多彩なアーティスト+アートマネージャーが講師となり、
現代アートの歴史や表現方法を学びながら、
ひとりひとりの表現方法を探していきます。
リサーチ、パフォーマンス、フィールドワーク、ドローイング、インスタレーション、
ダイアグラム、バイオグラフィ、コンセプトメイクなど
さまざまな表現方法のワークショップを開催していきます。
カリキュラム
「私」について考える
表現の中で「私」について考えることは出発点でもあり到着でもあります。ダイアグラムやバイオグラフィ、ドローイングなどの方法を使いながら、もう一度「私」のことを振り返ります。
人だけでなく、自然やモノ、社会との関係を結び直す
私たちの生きている場所と世界は関連し、影響し合っています。「芸術・アート」も閉じられたものではなく社会や生活と繋がっています。今一度「他者」との関係を結び直し、表現の可能性について学びます。
現代美術の歴史やこれまでの実践を学ぶ
現代美術には決まった表現方法が基本的にはありません。どのような表現ができるのか?どのような表現が自分にとって必要なのか?歴史や実践を学びながら、それぞれの現在地において表現を探していきます。
それぞれの表現を立ち上げる
これまでのレクチャーやワークショップを通して、学んだことや各々の興味・関心から作品の制作を行います。最後には「つるみアートオープン展」として展覧会を開催します。
つるみアートスクールの特徴
「私を知る」「他者と関係する」「アートがわかる」「作品をつくる」の4つをキーワードに、3〜5人のアーティスト・アートマネージャーが多彩なレクチャー・ワークショップを各回ごとに行います。
広島で様々な実践を行っているゲストアーティストがこれまで行ってきた作品をつくるプロセスの中で見つけた考えや問題意識、方法や理論、大事だと思っていることをワークショップを通して共有します。
私達は技術ではなく、考えや思考を大事にしています。ひとりひとりがどのような表現を行いたいか話し合い、共に考えていきます。作品を制作したことがない方でも講師陣との相談などを通じて作品制作をサポートします。
カリキュラムの最後には制作した作品を発表する機会があります。
第3期で変わったこと
つるみアートスクールは毎期カリキュラムを刷新しています。
第1期・第2期を経て蓄積された知見をもとに、第3期ではさらに充実した内容をお届けしています。
第2期の全8回から各期全10回に拡大。よりじっくりと学び、制作に取り組める構成になりました。
講師のアーティストによる作品相談会を毎月開催。コンセプト、表現方法、素材、展示方法まで経験豊富な講師陣が相談にのります。
アートマネージャーによる特別講座。アートマネジメントの実務と美術史を参照しながら、現代アートの不思議や疑問にお答えしていきます。
万が一授業を欠席された場合も安心。可能な範囲で授業内容やレクチャー資料・録画を共有します。
25歳以下の方を対象とした割引制度を新設。より多くの若い世代にアートを学ぶ機会を届けます。
「場所とアート」「言葉と空間」などのテーマでワークショップを準備中です。過去回と同じ内容の講義は行いません。
ポッドキャストで詳しく聴く
開催スケジュール
前期|2026年9月13日〜2027年1月 全10回+展覧会
隔週日曜日 13:30〜16:30
- 第1回2026年9月13日(日)
- 第2回2026年9月27日(日)
- 第3回2026年10月11日(日)
- 第4回2026年10月25日(日)
- 第5回2026年11月8日(日)
- 第6回2026年11月22日(日)
- 第7回2026年12月6日(日)
- 第8回2026年12月20日(日)
年内最終回 - 第9回2027年1月10日(日)
年始初回 - 第10回2027年1月24日(日)
「つるみアートオープン」会場で講評を行います
いずれも13:30〜16:30
- 2027年2月〜7月 全10回+展覧会
- 隔週日曜日 13:30〜16:30を予定
- 詳しい日程は決まり次第お知らせします
後期のお申し込み締切は別途ご案内します。
※前期と後期の授業内容は異なります。
※通年での受講も可能です。通年でご受講の場合、ステップアップにあわせた授業内容になります。
※天候・災害・講師の急病など、やむを得ない事情により日程・会場・内容を変更する可能性があります。その際は、受講生の皆さまへ個別にご連絡いたします。
募集要項
受講料(参考)
※U-25割は25歳以下の方が対象です。
※材料費実費
受講者区分
対象年齢:15歳以上〜
人数:10名程度(先着順)
美術や現代美術の作品づくりなど未経験の方も、経験者も歓迎。
講師プロフィール
1995年奈良県生まれ 長崎県在住。アーティスト
主に、場所の歴史と現在を身体や資料を通してリサーチし、フィールドと身体の関わりを通した映像作品を制作している。
また近年は自身のスペースを運営や、平和資料館との共同企画のワークショップや展覧会など様々な活動を行いながら、長崎を中心として海、炭鉱、戦後というテーマで制作を行っている。
- 2019 東京藝術大学美術学部先端芸術表現科 卒業
- 2021 東京藝術大学映像研究科メディア映像専攻 修了
- 2021〜2024年福岡市で現代美術の学校「なみきアートスクール」「LTNS ART SCHOOL」開催
- 2022 長崎人権平和資料館(旧岡まさはる記念長崎平和資料館)にアートスペースOMP+Asを開設
ワークショップ「アーティストと平和資料館♯1」開催 - 2024年から長崎県大村市に「research room omura」を開設し、現在は呉市と大村市を繋げたリサーチプログラムを実施中。
1996年呉市生まれ 茨城県取手市在住。アーティスト
具体的な土地へのリサーチを基にしたロトスコープによるアニメーションと地図を用いたドローイング/ジオラマを組み合わせたインスタレーションを主な表現方法としている。
現在は主に軍港都市・震洋基地跡を巡ってフィールドワークを重ねており、文化地理学的な視点からそれぞれの場所の地誌を読み解き、再配置あるいはフィクショナルに変奏することで、リニアな歴史観や近代的な区分を読み替えることを試みている。
- 2019 東京藝術大学美術学部先端芸術表現科 卒業
- 2021 東京藝術大学映像研究科メディア映像専攻 修了
展示歴
- 2024 「Hiroshima MoCA FIVE 23/24」公募展/広島市現代美術館(広島)
- 2023 「Artists in FAS 2022」入選アーティストによる成果発表展 /藤沢市アートスペース(神奈川)
- 2022 「歩行の筆跡(ディスクール)」吉田真也との2人展 / タメンタイギャラリー鶴見町ラボ(広島)
受賞歴
- 2024 「Hiroshima MoCA FIVE 23/24」入選 特別審査員賞 広島市現代美術館賞
- 2022 Artists in FAS 2022 入選
1992年広島市生まれ。広島市在住。 アートマネージャー。
京都大学文学部で人文地理学を専攻後、公益財団法人福武財団にて直島コメづくりプロジェクトを担当。
その後、2018年より地元広島に拠点を移し、瀬戸内地域のアーティストを紹介するアートマネジメント事業や調査事業等を手掛ける。
2021年からは自社施設「タメンタイギャラリー鶴見町ラボ」を運営し、美術だからこそのやり方で場所性、空間性へのアプローチを行う企画を中心に、実験的、挑戦的な展示を定期的に開催している。
タメンタイ合同会社代表社員
広島で活動する多彩なアーティストによるワークショップを開催します
※詳細については随時更新
授業紹介
各回の授業を1〜2名の講師(およびゲスト)が担当し授業は主にレクチャー、制作、ディスカッションからなります。
カリキュラムの最後には展覧会を行います。
本スクールは技術や技法よりも受講生の考え方を重視します。
私たちは見て感じ取り、考えを表現し、共有して楽しむ活動を目指しています。15歳以上の誰にでも開かれ、10人程度の少人数でそれぞれを尊重し、自由に発言しながらアートや表現について学びます。
これまでのレクチャーレポートはInstagramでも紹介しています
@tsurumi.artschool
①「場所とアート」
- サイト・スペシフィックな作品展開の歴史を概観し、人文地理学における場所と空間についての議論を紹介します。
- アートはただその場所に関わりをもつだけでなく、空間に新たな意味を付与するアプローチも広がりつつあります。
- ワークショップでは鶴見町周辺のフィールドワークを行い、「あなたと『この場所/ここ』を接続する」をテーマに、自身とこの周辺との関わりを示す事物を探します。
②「言葉と空間」
- タメンタイギャラリーの空間を探索して、気になった物や現象に名前をつけ、ポストイットに書いて空間に貼っていきます。
- 壁のシミや色、天井の高さや窓からの景色、それらから引き出された記憶などが、独特な言葉をまとって空間に顕現されていきます。
- 空間に散りばめられた名前から気になるものを複数枚選び、それらを含んだ物語、詩、エッセイなどを原稿用紙に書き、任意の方法で空間内に展示するところまで行います。
③「見えないものを見えるようにすること」
- あなたが生きている世界において見えないものの存在について考えてみましょう。
- 光、風、匂い、音、感情、過去、未来、気配、時間、空間、社会構造、人間関係、想像の世界など様々なものは目に見えません。私たちはそれらを知覚し、想像し、認識することができますが、どのように視覚的に表現することができるでしょうか。
- 自らが対象とする「見えないもの」を考え、それをどのような方法で「見えるようにする」か、プランニングをして図やテキストなどを表現してみましょう。
※紹介した内容は過去の授業例を含みます。第3期では新しいテーマでのワークショップも準備中です。
よくある質問
会場
タメンタイギャラリー鶴見町ラボ
広島県広島市中区鶴見町9-11 第2三沢コーポ404
アクセス
JR広島駅からお越しの場合
広島電鉄5号線(広島港行き)「比治山下」「比治山橋」電停から徒歩約5分
えきまちループ右回り(バス)「平塚町」バス停から徒歩約6分
JR横川駅、紙屋町、八丁堀方面からお越しの場合
広島バス 23 横県線(大学病院行き)「鶴見橋」(段原中央経由)徒歩3分、「昭和町」(昭和町経由)徒歩4分
次の募集について
第3期の募集は終了しました。
次回の募集開始時にメールでお知らせします。
※ お知らせメール以外の配信はありません